編集機能10
【範囲指定part2】
範囲指定の方法は、入門03テキストでマウスを使った方法をご紹介しました。ここでは、マウスを使わないでもできる範囲指定の方法や、マウスのドラッグでは大変な時に、範囲指定の始点と終点を指定することでできる範囲指定の方法をご紹介します。
【 F8 キーを使って】
キーボードのファンクションキー
F8 キーを押すと、押すごとに次のように文字列が範囲指定されます。
(1回)変わらず → (2回)単語 → (3回)一文 → (4回)段落 → (5回)全て
範囲の起点は、現在のカーソル位置です。
範囲指定を取り消すには、
ESC キーを押します。
Shift キー + F8 キーで、範囲指定部分が1段階ずつ戻ります。
【 Shift キーを使って】
Shift キーを利用すると、範囲指定の起点と終点を指定することで範囲指定することができます。
@ 範囲指定をする始点にカーソルを表示させます。
A 範囲指定の終点をマウスでクリックするときに Shift
キーを押しながらクリックします。( Shift キーを押しながら、上下左右の矢印キーを押しても、少しずつ範囲指定することができます。)
【練習】 下の文章を利用して、範囲指定方法を確認しましょう。
マツタケの季節がやってきた。昨年が大不作だっただけに豊作への期待がかかる。といってもマツタケは自然に発生するもの。その時々の気象など環境、条件が豊凶に大きくかかわってくる。
今のところ、予想では8月に入っての天候はまずまず。9月に入って一時高温の日が続いたが、その後気温も順調。今後、土中の温度が19度以下と、マツタケが発生する適温になり、適度な湿りがあれば、豊作といえるというのが専門家の見通しだ。
これに加え、今年は豊作だといわれる理由がもう一つ。昨年は、発生時期に高温少雨と気象条件が異常に悪かったため、土中にマツタケ菌を残している。これらの条件が整えば一斉に動き出すと予想されるからだ。
表作成1
表の作成について、入門08テキストで、入力オートフォーマット機能を利用した表作成の方法をご紹介しました。
ここでは、表の構成要素について学び、表の作成方法はもちろん簡単な編集作業までできるように学習します。
【表の構成要素】
「表」は縦罫線と横罫線で囲まれた四角形の集まりのことをいいます。
そして、Wordでは、1つ1つの四角形のことを「セル」といい(Excelも共通)、セルの横並びの集まりを「行」、縦並びの集まりを「列」といいます。
表が作成されると、左上に[表の移動ハンドル]が表示され、右下には[サイズ調整ハンドル]が表示されます。(下図参照)
【表の挿入】
表を挿入するいくつかの方法をご紹介します。
【表作成に必要なマス目を範囲指定して作成する方法】
表作成に必要な行数と列数を範囲指定して作成します。
@ 表を挿入したい行にカーソルを移動します。
A [挿入]タブの[表]グループの[表]ボタンをクリックします。
B 表示されるマス目にマウスポインタを合わせて、必要な行数と列数を反転させ、クリックします。(8行10列までの表挿入はこの方法でできます。)
※ このとき表は行幅いっぱいに作成されます。
【練習】 3行4列の表を作成してみましょう。
【列数・行数等を指定する方法】
列数と行数を指定して表を作成します。
@ 表を挿入したい行にカーソルを移動します。
A [挿入]タブの[表]グループの[表]ボタンをクリックします。
B 表示されるメニューの中から[表の挿入(I)]をクリックします。[表の挿入]ダイアログボックスが表示されます。
C [表のサイズ]グループで列数・行数を指定します。
D [自動調整のオプション]を適宜選択します。
E [OK]ボタンをクリックします。
【練習】 4列3行、幅20_の表を作成してみましょう。