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ワード2007入門講座 01−1
Microsoft Wordは文書作成用のアプリケーションソフトです。ビジネスの場で活用するビジネス文書(社内文書や社外文書、報告書、通知文等)の他、友人や知人への手紙や挨拶文を作成したり、ポスターを作成したり、お料理のレシピ等を作成したりすることもできます。
文書作成専用のアプリケーションといっても、文字ばかりではありません。写真やグラフ・挿絵などを挿入し、カラフルで見栄えのする文書を作成することができます。
このテキストを進めていけば、必ずやWordを使いこなせるようになるはずです。様々な機能を習得し、メリハリのあるオリジナルな文書作成をしましょう。
まずは、テキスト「Word2007入門01」からスタートです!
ワード2007の画面構成 ワードのカーソルについて 文節の区切り
文字入力に使う主なキー 文節の伸縮 変換対象文節の移動
Word2007画面構成
下図がWord2007を最初に起動したときに表示される画面です。各部の名称を今すぐ覚える必要はありません。Word2007に触れながら少しずつ覚えて下さい。

入力機能1
【カーソル】
Word2007の編集画面上に「l」の形をしたものが点滅しています。これを「カーソル」といい、Word2007では、このカーソルのある位置に文字を入力することができます。
「カーソル」を移動するには、マウスポインタを入力したい位置に合わせ、クリックするだけです。
※1 キーボードの矢印キーを使って、カーソルを移動することもできます。
※2 マウスポインタを合わせてクリックしても、カーソルがその位置に表示されない場合があります。これはWordが「フリーカーソル禁止」になっているためで、「 」(改行マーク)のある位置以降にカーソルを移動することができないようになっています。
※3 ダブルクリックで目的の位置から入力できます。
【文節の区切りに注意して入力しましょう】
早速、文字入力をしてみましょう。
文章を入力するときは、文節単位で入力し変換します。慣れてきましたら、2〜5文節で変換するのが効率的です。
下の【例文】を見て下さい。文節の区切りを「/」で示しています。
【例文】 突然の/成り行きに/目を/見張る。
【練習】 下の文章を文節の区切りに注意しながら「→」の右側に入力しましょう。
文字列を漢字に変換するには、文字入力後、キーボードの
スペース キーを押します。
句読点(「。」や「、」)は文節に続けて入力してから変換します。(「/」は入力しないで結構です。)
突然の / 成り行きに / 目を /見張る。/
→
必要な / 道具を /調達する。/
→
【文字入力に使う主なキー】
文字入力に使う主なキーは以下のとおりです。それぞれのキーの役割を確認しましょう。
スペース 入力文字を漢字に変換します。
Enter 確定…1度目の「Enter」で入力した内容を確定します。
改行…2度目の「Enter」でカーソルを次の行の先頭に移動します。
Backspace 後退…カーソルの1つ前(左隣)の文字を消します。
Delete 削除…カーソルの1つ後(右隣)の文字を消します。
次の文字列は繰り上がります。
【文節の伸縮】
文字入力をして変換しても、思ったようなところで、文節が区切れず、正しい変換ができない場合があります。そのようなときは、文節の区切りを指定します。
【操作方法】
Shift キー +
← (左向き矢印キー)……文節の区切りを短くします。
Shift キー +
→ (右向き矢印キー)……文節の区切りを長くします。
【練習】 下の「→」の右側に《入力例文》の文字列を入力し、 スペース キーで変換します。(「 」は入力しないで結構です。) Shift
キー + 矢印 キーで文節を伸縮させ、《変換例文》の左右両方の文字列が表示できるか確認しましょう。
《入力例文》 「わたしはいしゃへいく」
《変換例文》
私は 医者へ行く ←→ 私 歯医者へ行く
→
《入力例文》 「ここではきものをぬぐ」
《変換例文》
ここで 履物を脱ぐ ←→ ここでは 着物を脱ぐ
→
【変換対象文節の移動】
文字入力をして変換をしたけれども、変換したい文節が変換されないという場合、変換対象となる文節を移動させます。
【操作方法】
← →
(矢印キー)……変換の対象となる文節(注目文節)を移動します。
注目文節は文字列の下に太いアンダーラインが表示されます。
【練習】 下の「→」の右側に「いりょうきき」と入力し、 スペース キーで変換します。(「 」は入力しないで結構です。) 矢印 キーを使って、変換対象の文節を「いりょう」から「きき」に移動させ、《変換例文》の左右両方の文字列が表示できるか確認しましょう。
《変換例文》 医療
危機 ←→ 医療 機器
→
※1 変換対象の文節移動は、対象とする文節を直接マウスでクリックすることでもできます。
※2 Ctrl + ↓
キーで注目文節を確定して、次の文節に移動することができます。
短文練習問題1
文節に注意しながら、原稿の短文を入力しましょう。
教室ではここで、練習問題の入力練習をしていただいております。
ワード入門練習問題は後日、別途UPする予定です。